• テキストサイズ

貴方と紡ぐ物語 【アイドリッシュセブン】【R18】

第3章 誘う華、誘われる蝶 【八乙女楽】 


『んっ…ふぁっ…んんっ…』


久しぶりの深いキスが気持ち良すぎて、トロンとなった瞳で楽を見つめる。


「っ、はぁ…お前、キスだけで蕩けすぎだろ…」


『…っ、久しぶりだから…しょうがないでしょ?』



楽は驚いたように目を見開くと、


「ほんと、お前可愛すぎ。…こんなに素直になるなら、またしばらく我慢しようかな」


と言った。



また触れてもらえないのは嫌だと、私は必死に言葉を紡ぐ。



『…っ、やだ、素直になるから、もっといっぱい触れて?』



悪いのは何も言わずに触れなくなった楽なんだから、私が素直になる必要ないよね?



後々考えるとそう思うが、久しぶりの深いキスで思考力が溶けてしまっていた私には、そんな事関係ない。


ただ、もっと触れて欲しい。


その思いだけが、私を突き動かしていた。


「お、おい琴音!?」

楽の手を取って、自分の胸に触れさせる。


『ね、楽、私の胸触って欲情する?』


ランジェリーの上から胸を揉ませる。


「お前な…当たり前だろ…つーか、どんだけ煽る気だよ…マジで」





『っ、よかった』



と、安堵の声を漏らした次の瞬間には。



『っ、んんっ、あっ、やぁっ』


「やじゃねーだろ…あれだけ煽ってくれたんだ…責任取れよ?」



楽の手は上から押さえていた私の手を抜け、ランジェリーの中にあった。
/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp