第7章 《リヴァイ》愛ある行為を ※
「あっ、はぁっ、はぁっ……」
上半身を力なくベッドに沈め、尻だけ持ち上げたまま息も絶え絶えのエマ。
頂点から生える黒くて長いフサフサが、エマの呼吸に合わせて揺れている。
卑猥で淫乱でたまらねぇ…
もっとコイツを服従させたい。従順に俺に従えているところをもっと見たい。
酷く情欲を煽られた俺は、首に巻かれた赤い輪っかに人差し指を引っ掛けて、ベッドに身を預けたままのエマを無理矢理引き起こすと、顔の前にそそり立つ陰茎を差し出した。
「咥えろ」
簡潔に命ずればすぐに手が添えられる。
唾液を亀頭へ垂らし何度か上下にさすって滑りをよくした後、先端からするりとエマの温かい口内へと吸い込まれた。
「んっんっんっ、ふぅっ…」
「ッ……おい、いきなり飛ばしすぎだ、」
一気に奥まで咥え込まれ、口を窄めながら激しく顔を動かしている。
奉仕すると言うより、早く欲しいと己の欲をぶつけるような余裕のない動き。
入りきらない部分は手でシゴかれて、いきなり強い快感が押し寄せて一気に射精感が込み上げる。
「っ…待て……」
このまま搾り取られてはだめだとエマの頭を掴んで動きを止めると、チンポを咥えたままのエマが見上げてくる。
「そんなに激しくしたら出ちまうだろうが…」
頭から生えるピンと立った黒い耳、ハの字になった眉、蕩けきった目、唾液と先走りで濡れ大きく開いた唇。
見下ろすエマのひとつひとつが可愛くて厭らしくてどうしようもないほど劣情を煽って止まらない。
リン、と鈴の音が鳴る。
エマの口から陰茎を引き抜きまた四つん這いにさせ背中に覆いかぶさった。
「エマ…可愛すぎだ…」
「……にゃあ、」
「ハッ、そうかそう鳴けと命令したのは俺だったな。」
後ろから耳輪に舌を這わせ、そのまま首筋、背筋と舐めていくのと同時に硬くなった乳首を捻り転がすと背中を仰け反って声を上げる。
「あぁぁっ!」
「オイオイ、こんなところまで厭らしい汁を垂らしまくって、だらしないにも程があるぞ。」
「あ…ひゃぁっ!」
内腿に垂れた蜜を掬うように指を滑らせ、その蜜を戻すようにまた指をナカに沈めた。