第6章 ◆ファン様100名到達記念 《リヴァイ》 教訓 ※
「あ゛っ、ぁっ…あっ…ふぅんっ」
絶頂の余韻を引きずりながらビクンビクンと身体を跳ねさせるエマを、後ろから抱き締め唇を奪う。
噴射された大量の潮はベッドの下まで飛び散っていた。
エマの舌を絡め取りながら片手は乳房を柔く揉み、空いた手は腰や腹を優しく撫で回す。
そうしながらジャンへ視線を移せば、俯いて歯を食いしばっていた。
よく見るとズボンに丸いシミが出来ている。
「ハッ…見ただけで射精したのかよ。」
「くっ……」
俺とは目を合わせようとしない。下を向いたまま眉間に寄った眉がピクピク動いている。
「おい、こっちを向け。まだ終わってねぇ。」
苦しいんだろ、もう逃げ出したいんだろ。
だがそれはさせない。
こちらを向いた顔は屍のようだった。
それを見て無意識に口端の筋肉が吊り上がった。
「最後まで目逸らすんじゃねぇぞ…」
椅子に力なく身体を預ける男に告げると、エマを四つん這いにさせて男の方へ尻を突き出させる。
エマの背中から腰へとキスを落とし、尻肉を掴んで左右に開いた。
愛液やら潮でぐちゃぐちゃになった部分をヤツによく見えるように目一杯広げてやる。
椅子の方から鼻で大きく息を吸う音が聞こえた。
「あ…あ……リバ…へいちょ……」
「そう焦るなよ。」
自分から尻を振って欲しがるエマの髪を指に巻き付け弄んだ。
呼吸は乱れ目は虚で、目の前の俺を貪りたいだけの雌に成り下がった。
完全に快楽に溺れている。完璧な仕上がりだ。
この顔をヤツに見せられて良かったと心底思う。
下着の中から男根を取り出すと、亀頭から伸びた先走りの糸が布と繋がる。
俺もこれまでにないほど激しく欲情している。
他人の前でヤるのがこんなに昂奮するなんて自分自身も今日初めて知った。
エマの身体の向きを少し斜めにして、抜き差しするところをヤツによく見えるようにする。
ガチガチに勃起した陰茎を蕩けきった蜜口へあてがうと、エマの方から尻を押しつけられてにゅるりと先端が入る。
俺は躊躇うことなくその勢いのまま腰を突き出した。