第2章 《リヴァイ》嫉妬深くて束縛気味※
「あ゛ぁぁっ!!」
「くっ……お前、まだ入れただけだぞ………」
さっき達する直前で焦らされたせいもあって、最高感度まで高められていたエマは呆気なく果ててしまった。
容赦なく締め付けるエマに、リヴァイも思わず苦しい声を漏らす。
リヴァイもリヴァイで散々エマを苛めて、その反応に自身の下半身は挿入前から痛いほどに膨張していた。
今日はこっちにもあまり余裕がない。
動く度にジャラジャラと音を立てる鎖が煩わしくなり、リヴァイはエマの手足を解放すると、腰を前後させながらその身体をきつく抱きしめた。
「あっ…んぁ……あっ……リヴァイさ……」
エマもリヴァイの首に腕を巻き付け、リヴァイの動きに合わせて卑猥な声を響かせる。
「…エマ…聞け……………その声は俺だけのものだ」
「んん……は…いっ………」
「お前の身体も、お前の心も…全て………俺だけのものでいろ」
「ぁあっ………はぁっ……」
リヴァイはエマの視線を捕え、陰茎を激しく突き刺しながら自身の欲望の全てをぶつけた。
エマが潤んだ瞳でリヴァイを見上げ喘ぎながらも必死に頷けば、リヴァイは射精感が一気に高まるのを感じ腰の動きを益々速めていった。
「あっあっあっ……リヴァ…また…イクっ…」
エマの中でリヴァイの質量が増す。
「はっ……俺も…だ………っ」
リヴァイが極限までスピードを速めると膣内は激しく収縮し始め、間もなくエマの身体は弓なりに仰け反り足を小刻みに震わせ、3度目の絶頂を迎えた。
リヴァイは膨張しきった陰茎を素早く抜き去ると、エマの腹の上に欲望を吐き出した。
「はぁっ……はぁっ……」
二人の荒い呼吸音が混ざり合い、静かな室内に響き渡る。
リヴァイは汗で張りついたエマの前髪を横へ流すと、呼吸も整えないうちにその唇を塞ぐ。
「…はぁっ……リヴァイさん」
夢中で口付けしていると、その間でエマに名前を呼ばれた。