第2章 《リヴァイ》嫉妬深くて束縛気味※
冷え切ったリヴァイの眼差しに背筋がゾクリとする。
これは恐怖から来るものなのだろうか、はたまた…
「リヴァイさん…許して……」
「お前は黙って俺を感じていればいい。あとそんな顔をしても益々興奮を煽るだけだ。」
エマの必死の謝罪も虚しく、リヴァイはエマに噛み付くようなキスをすると、舌を激しく絡めながら器用に衣服を脱がしていった。
直ぐに肌に纏う布は全て取り去られ、リヴァイは上から舐めるような視線でエマの裸体を見つめる。
エマはいたたまれなくなり、腕で乳房を隠してリヴァイの視線から逃れようと顔を背けた。
「厭らしい身体しやがって。実は会社の男共にもこのエロい身体見せつけて喜んでるんじゃねぇのか?」
「そ、そんなことするわけないじゃないですか!」
「はっ、どうだかな。実際営業部のエロ親父は毎日お前を厭らしい目で見てるぞ。きっと脳内ではお前の裸を何度も再生済みだろうな。考えただけで腸が煮えくり返りそうだ。」
「そんなことっ……!!」
リヴァイが話をしながらベッド下からチャリ…と取り出した物を見て、エマは思わず身を強ばらせる。
「あぁ、これはいずれ使おうと思って買っておいたやつだ。今からお前を躾るのに最適だと思わねぇか?」
リヴァイが手にしていたもの…それは金属でできた手枷と足枷。
「……やだ………」
「だからそんな顔で拒んだって逆効果だって言っただろ。」
リヴァイはエマに馬乗りになり、抵抗するのを無視して手首から順番に拘束してく。
手首と足首にそれぞれ4つ嵌められた枷と、そこから伸びる鎖をベッドの四方の支柱に固定すれば、手も足も支柱の方へ引っ張られて強制的に開かされた。
「…悪くねぇな。むしろ想像以上だ……」
リヴァイは上からエマの痴態を眺めて思わず感嘆の息を漏らす。
「………やめて…」
明るい部屋で自分の身体を隠すことも許されずリヴァイの前に晒されてしまい、エマは羞恥で目に涙を溜めながら弱々しく訴えるがそれも無駄な抵抗に終わる。