第9章 1割のお礼
太宰は顔を離して、自身のモノをのナカにまた入れる。
『きゃぁっ!?...えっ!っそんな、いきなりっ!!あっ、やぁ!!』
痛みは無なくて、すんなり挿入る。
太宰のを締め付けて、のナカから愛液が溢れる。
『はっ、はっ...んッ!!あっ、太宰さん、奥までっ....!!』
パンパンと肌同士が擦れ合う音が響く。は太宰に奥まで突かれる度にイキそうになる。
「ふふ、すっかりもう顔がとろけているね」
ゆっくりしていた動きから、激しく動くようになる。
『あっ、ぅ、うごかさない、っで!』
何度もイッてるは次第に体力がなくなる。
この人は短時間で何度も絶頂を迎えさせる。
イッてもまたイかされて、休憩する時間が無い。
あの人と違う。
そんな事考えている時に、着信音が鳴った。
の携帯電話からだった。
『あのっ、だざいさ、電話が!』
「ああ、出ていいよ」
は携帯電話を取り出す。
あの人からの電話だ。の帰りが遅いと心配しているのだろう。
その時、太宰が電話に出るのを止めた。
「ちゃん、疲れてきただろう?」
はコクリと頷く。
「彼を"お父さん"って呼んでくれないかい?呼んでいるの聞きたいな。あ、可愛く甘えたように言って」
「それが出来たら、終わらせるから」
無茶なことを言う。
それでもは疲れてきて、眠くなってきてそれを承諾した。
何コール目かで、着信に出た。
『っぁ、はあっ、は、はいっ...!』
かけている最中も、ナカには太宰のが入っている。
喘ぎ声を堪えようとしても、喋らなくてはならない。
そうするとどうしても、声が出てしまう。
《ああ、ちゃんかい?
なんか苦しそうだけど、大丈夫?》
彼はの息が切れているのを気づいた。
『ぁう、うん、だいじょーぶ....っ』
《そうか、、でも心配だ》
『ちょっ、あっ、やっ、は、走ってっ、それでっ....!』
《大袈裟だなあ。まあ、それでもいいんじゃないかな。僕はいつでも待つからね。》
『あ、まって!きょ、遅く』
太宰は、ググッとの腰を引き寄せた。
『ああ!?ぁ、うっ、んくっ....』