• テキストサイズ

【文スト】君の笑顔が見たいから【R18】

第11章 憂愁




早く出ようと思って応答のボタンを押した。


『もしもし…』


どうして電話なんかしてくるんだろう、と思いながら相手の声を待つ。


待ってみても相手からの返事の言葉が無い。


『あの、』


もう一度声をかけるが返事は無く、無音だった。


数秒待っていると、プツリと通話が切れた。


『あれ、切れた……』


なんだったんだろう、と携帯電話の画面を見つめる。


また電話が来るのを待つか、それとも折り返し電話をした方がいいか。


どっちをした方がいいのか悩む。


自分からした方がいいかもと思い、は履歴から電話をかけた。


『(出るかな…)』


そう思いながら相手が出てくれるのを待つ。


しかし5コール以上しても反応がなかった。


『(もしかして、何かあったのかな)』



/ 107ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp