第1章 今日から君たちはホストだ!
環 「口移しならどうかな?」
女生徒 「の、飲みます。//」
女生徒全員 「キャー////」
場所が変わって
光 「はは!そしたらこいつがさ怖い夢を見たって飛び起きてさ。」
馨 「光。その話しは..ヒドいよ。皆の前で、そんな話//」
光 「馨...。ごめんよ。あの時のお前が可愛いかったから。つい...」
馨 「光。」
女生徒34 「キャー//麗しき兄弟愛よ。」
その話を聞いていた女生徒達は顔を真っ赤にしながら喜んでいた。
ハル 「なぜ、泣いて喜ぶ?」
萌 「あの二人、なにやってるんだろ?」
そんな会話をしていると、奥からハニー先輩をモリ先輩がおぶって来ていた。
ハニー 「ごめーん。遅れた。」
女生徒4 「ハニーくん。モリくん。」
女生徒5 「もう。ずっと待ってたのよ。」
ハニー 「ごめーん。崇の掛け持ち剣道部が終わるのを待ってたらつい寝ちゃって。うーん。なんだかまだ眠い。」
そういいながら目を擦っていた。
女生徒45 「はぁ。可愛いー///」
とハニー先輩の可愛いさに悶えながら叫んでいた。
ハル 「意味不明だなあの人。」
萌 「3年生なんだよね?」
と話していると後ろから鏡也先輩が
鏡也 「ハニー先輩は、ああ見えて秀才でいらっしゃる。モリ先輩は、寡黙さが売りなんだ。」
萌 「はぁ...」
鏡也 「ところで借金800万円の藤岡ハルヒ君と中村萌楓くん。二人は、その借金が返し終わるまではホスト部の犬、いや失礼。雑用係だ。逃げ出してもいいが我が家には優秀なプライベートポリスがざっと100人ほどいてね。君たち、パスポート持ってる?」
と、脅迫してきた。
萌 (悪魔だ。)
環 「そうだよ。しっかり働いてくれたまえ。ダサ岡くん。ダサ村くん。フゥー。」
と急に現れて耳に息をかけられた。
萌 「や、やめてください//」
ハル 「ちょ。萌楓に何してるんですか。大丈夫?」
萌 「う、うん。そもそもそういうの興味ないんですよ。大体どうでもよくないですか?人間大事なのは中身でしょ?何でこんな部活があるのかがさっぱりだ。ねぇ、ハルヒ?」
ハル 「確かにそうだね。」
環 「まぁ。確かに残酷なものだよね。神は時として、器も中身も完璧な人間を作り出してしまう。君たちがそうして自分を慰めたい気持ちはわかるよ。」