第1章 今日から君たちはホストだ!
【ホスト部営業中】
女生徒1 「環君はどんな音楽が好きなの?」
環 「もちろん。君との思いでのあの曲さ。」
女生徒2 「今日は、ケーキを焼いてきたの食べてくれる?」
環 「君が食べさせてくれるなら。」
女生徒2 「イヤだ。環君たら。」
綾小路姫 「環さま聞きましてよ。血統書のない子猫を育ててらっしゃるんですって?」
環 「うーん。子猫というよりは...お、噂をすれば。小豚ちゃん達おつかいご苦労様、ちゃーんと買えたかにゃ?」
ハル 「ぶ、豚。」
萌 「何で豚?」
と疑問に思ってると環先輩がコーヒーを手にとって
環 「それよりこれはなんだ?」
ハル 「見ての通りコーヒーですが?」
萌 「どうかしたんですか?」
環 「見たことない銘柄だな?すでに挽いてあるやつか?」
ハル 「じゃなくて、インスタントです。」
女生徒12 「「インスタント?」」
萌(そんなに珍しいのかな?)
環 「おぉー!! お湯を注ぐだけで出来るあの庶民コーヒーか!!」
環先輩がそう言ってるとぞろぞろと人が集まってきた。
女生徒 「まぁ。これが」
女生徒2 「貧乏な方は、暇がないので豆も挽けないてのは本当でしたのね。」
萌(何か馬鹿にされてる気分)
光 「庶民の知恵だな。」
馨 「100g300円だって。凄まじい価格破壊だね。」
こんなことを言っているとハルヒが
ハル 「買い直してきます。すいませんね、高い豆じゃなくて。」
すると環先輩が
環 「いや待て。俺は飲む。」
全員(ハルヒと萌楓以外)「えぇー。」
環 「飲んでみせるぞ!」
全員(ハルヒと萌楓以外)「おぉー。」パチパチ
環 「よぉーし。ハルヒ、萌楓こっちに来て庶民コーヒーを入れてくれ。」
ハル (くっそー。金持ちどもめ。)
萌(はぁ。よくわからん。)
綾小路姫 「環様も物好きね。下賤の者の挽いた嗜好品がお口に合う筈がありませんのに。」
ハル・萌 「え?」
綾小路姫 「ごめんなさい。独り言よ。」
ハル・萌 「はぁ。」
環 「ハルヒー萌楓ー。」
ハル 「はいはい。」
ハルヒが淹れたコーヒーを持っていった
萌 「どうぞ。」
女生徒 「飲むのはちょっと怖いかも。」
女生徒2 「こんな物を飲んだらお父様に叱られちゃう。」
そう言ってると環先輩が