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【マギ】うたかたのゆめ

第1章 始まり








自分がマギということを明かしたアラジンにシンも遂に「七海の覇王」シンドバットだと告げた。が、アラジンは知らない様子。



自分の冒険譚を語っているがアラジンにとってはちんぷんかんぷんでさも滑稽だった(失礼)



まぁでもアラジンが少しだけマギについて分かったみたいだし、良かった、のかな。



~~~~~~



シンドバットはアラジンがマギということを踏まえ、霧の団を捕まえたいと言った。



盗賊退治ができればアラジンにもモルジアナにも利益があるのでやることに決まったのだが...。




「ではアラジン!早速作戦を練ろう!」


「うん!!」


「そしてモルジアナ、!

君達は宿で待っていてくれ!」



戦力外通告された...。



「.....!?あの...私も戦います...」


「いや、いくら「ファナリス」でも女の子を戦わせらんないよ。


ここは男の俺たちに任せて部屋で待っていてくれ!なっ!」



そう言ってモルジアナの背を押すシンドバットにモルジアナは地団駄を踏んだ。



それも軽いものじゃなく、地面が抉れる位の。



「ひえっ」


ファナリス恐ろし...。




「えっ!?「マギ」が捕まった盗賊団を1人で?

ファナリスってつよいんだね...



じゃあだけでも宿で...」


「...別に、宿にいても良いですけど...女だからとか、まだ私の本質を知らないで勝手に弱いと言われて戦力外通告されるのは嫌です。」


「.....いや、ダメだ。宿にも」



ヒューン



ドゴォ!!!




シンドバットが言い終わる前に、シンドバットの横スレスレを狙って魔法を打った。



その威力は凄まじく、シンドバットも引いていた。




「私、これでも、マギ程ではありませんが、人間の中では上の上位の魔力保有量を誇ってますし、魔法の知識だって祖国で1位2位を争ってました。それに体術だって引けを取りません。さぁ、何か言うことは????」



そう言いながら先程破壊した壁を秒で直せばシンドバットは「イイエ」と首を横に振った。
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