• テキストサイズ

【マギ】うたかたのゆめ

第1章 始まり








「!?「マギ」!?」

「あ!勘違いすんなよ!俺が一番組みたいのはシンドバッド、お前なんだぜ!煌帝国の皇帝はどうも気に食わなくてよ~


だから、いい加減俺と組んで、世界せーふく目指そうぜ!」



シンドバッドに手を差し出すジュダル。



(コイツまだそんな子どもみたいなこと言ってたのか...。)



「何度も言ってるだろ。俺はお前らの操り人形にはならん。」

「.........にしてもさぁ、なんなわけこいつら?ゾロゾロと...」



(フられたのが悲しくて話変えたな)



「!」



と、ジュダルとアラジン、2人の目があった瞬間、何か場の雰囲気が変わった。気づいたのか、マギだと。



「...あれ?何コイツ?シンドバッドよぉ...こいつの周りのルフ変だよ。こいつ、なんなんだ?」



いや気づいてなかった。うん、変わらねぇな。



「...お前と同じ「マギ」だよ。」

「はぁ~っ!!?こんなチビが「マギ」ぃ~!?
ウソだろ~~~~~!?


だって「マギ」ってのはすっげーんだぜ!!世界を帰るためにルフが送り出す、創世の魔法使いにして最強のマゴイの使者。


それが「マギ」なんだぜ!!」



コイツ...自分の持ってる才能(?)に自信ありすぎだろ...。玉艶さんにでも仕込まれたのかな...。



「そんなのが俺の他に、そうそういてたまるかよ!?」


だから3人しかいないんでしょ...。



「...彼が「マギ」だからお前も反応したんだろうが。」


「.........」



シンドバッドさんの説得力ある言葉を信じたのか、アラジンの方にくるっと振り向いた。


「ようチビ!俺、ジュダル。お前は?」

「ぼ、僕はアラジン。」


アラジンが答えると、スっとジュダルの手が差し出された。



「そっか、アラジン。「マギ」同士よろしくな!」



ほんと、ジュダルってしっかりすれば可愛いとこもあるし、地の顔は良いからモテるのに.....



ゴツン



「!」

「おいお~い、こんなどんくさい奴が俺と同じとかマジかよ~!」



この小学二年生男児みたいな性格がキズ過ぎるんだよなぁ...。



割とまともなこと言うこともあるけど基本なんも考えてないし...。



やばい、頭痛くなってきた...。
/ 92ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp