第1章 初めての玩具【サンジ:裏】
船に戻り、と今日買った食材をキッチンにしまっていく。
問題はこの箱だ。
男部屋に置いておいても開ける奴が居るよな…。
だったらここが一番安全か。
仲間の料理を出す場所に置くのは気が引けたが、キッチンの1番奥の引き出しに隠す。
はぁ、何て災難な日だ。早く料理を作って、が喜ぶ姿を見て癒されてぇ。
「よし、ちゃん、そろそろ皆んな帰ってくるし、外でお茶にでもする?」
「あ……、うん、そうだね」
「じゃあ直ぐ持って行くから。先に行ってて」
「……わかった」
この時、キッチンを出て行くが、あの箱をどこにしまっていたかを見ていたなんて、俺は全然気付いていなかった。
みんなが戻って来ると、船は出港し、夕飯を食べるとあっという間に時間は深夜になっていた。
男部屋でみんながグーグー寝静まったのを確認すると、そーっと部屋を出る。
ったく、あの玩具を粉々にして早くゴミ箱にぶち込んでおかねぇと。
皆が起きない様に、音を立てないで甲板歩き、そーっとキッチンのドアを開ける。
電気はついてない。
が、人の気配がする……のと、何だこの音は……。
ヴーッと音がするキッチン裏を少し覗くと、そこには、裸で壁に寄りかかり、足をM字に開いて、ピンクのローターを自分のクリトリスや、蜜壺の入り口に押し当てているの姿があった。
「…はぁっ…、あっ……ん、ふぁ…あぁ…ん、っ……///」
はローターを持っ手とは反対の手で、自分の胸を揉み、時々先端の硬くなった乳首をコリコリと回す。
な、なんでがあの玩具を……!?
頭が真っ白になり混乱していると
「はあぁっん……‼︎///」
の声が一層高くなり、自ら腰が動き始める。
「…はぁっ、あ、もっ……い、イク…イっちゃ……///」
はそう言うと全身をビクビクさせ、身体をグッタリさせる。
夢を……見てるのか……?
が……一人で……?
の秘め事を見てしまった事に、少し罪悪感を感じていると
「はぁっ……はぁ……た、足りなぃ…よっ……」
は隠しておいたあの箱の中から、男性器の形をしたバイブを取り出す。