• テキストサイズ

【ハイキュー!!】甘い悪魔に唆された

第7章 ヘイヘイヘーイ


「ちゃんと躾といてくださいよ、お宅の猫でしょう?」
「へいへーい。俺は保護者じゃないけどな」
「似たようなものです」
「赤葦俺の扱い雑!まぁ良いけどさ。
それより、カラスに狙われないようにね〜」


「カラス……?」
「前回烏野が来た時、途中で早退しただろ?
だからまともに接すんの今日が初めてだし、ライバル作らせないようにな〜」


ヒラヒラと手を振り、体育館に入って行った黒尾くん。
相変わらずよく分からない人……。


「赤葦、光太郎にそろそろ始まるって連絡してくれる?
あとは烏野だけだから、来てすぐ始められるように他はアップ始めちゃいましょ」
「それは良いですけど……1人で烏野を待つ気ですか?」


「もちろん」
「だから鈍感って言われるんでしょ。
木兎さんへの連絡は引き受けますけど、俺も一緒に烏野を待ちます」
「いやいや、赤葦は選手でしょ?
ちゃんとアップしないと!」
「夏美さん1人にする方が問題です」


「私そんなに頼りない?」
「だから、そういうことじゃ……あぁ、もう。
嫉妬し過ぎて困るって言ってるんです!」
「へ?」
「目を離したら他の男が寄って来るんじゃないかって不安なんです……好きだから」
「わ、分かった」


小さく漏れた本音。
真っ赤になった赤葦は、簡単に私の顔まで赤く染めてしまう。
/ 121ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp