第4章 初仕事
「よし、できた!」
食パンとかは時間がかかるから
簡単なクルミのパンとチーズを練りこんだポンデケージョを作った。
おかずはサラダと目玉焼き
トマトがたくさんあったからミネストローネにした。
それにしても数が多かったけど
イライさんたち以外にもあの時私を見つけてくれたお姉さん
美智子さんたち分も作ったけど
ハンターの方々は食べれるんだろうか?
ハンターさんとサバイバーさんたちは別々の館に住んでいるらしい
あとで挨拶行かないと
ハンターさんたちの分はコンテナの中にいれると自動で運んでくれるみたいで助かった
食事を運ぼうとすると食堂にイソップさんが入ってきた。
「イソップさん、おはようございます」
「あ、名前さんおはようございます」
挨拶をして食事を運ぼうとすると
イソップさんが「一人で運ぶのは大変でしょうから」と手伝ってくれたおかげで全員分はやめに運ぶことができた
食事を運び終えるとイソップさんは食卓の一番奥の席に座った。
「イソップさんそんなに端っこでいいんですか?」
「僕は社交恐怖でその、あまり人と接するのが得意ではないんです」
「あ、そうとは知らずすみません!」
イソップさんから離れようとすると手を掴まれた
「あの、よかったら一緒にたべませんか?」
「ご一緒していいならぜひ」
「それと、その
その服似合ってます、かわいいです」
「あ、ありがとうございます//」
イライさんにも言われたけどイソップさんに言われるとは思わなくて戸惑ってしまった。
なんとなくふわふわした空気になっていると
食堂の扉が開いてサバイバーの皆さんが入ってきた
「おぉ!スゲー!!!
めっちゃくちゃ旨そうな飯がある!!!!」
「確かに、うまそう」
「今までの地獄から解放されたー!」
ウィリアムさん・ナワーブさん・カヴィンさんを筆頭に入ってきて
後ろからマーサさんたちがきた。
「そんなに信号銃食らいたいのかしら?」
「あら、ダメージをくらわすなら私も協力するわよ」
マーサさんとパトリシアさんがそれぞれ構えをとると
セルヴェさんとカートさんとイライさんが必死になだめていた
その後、食事中もわちゃわちゃとしていたけど
食べ終わってからお礼を言われた。