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夢の続き【アイナナ】

第4章 四葉環夢(クラスメイト)2


環くんがお休みの日。
一人でお弁当食べようとしてる、和泉くんが寂しくみえたから、一緒にお弁当食べない?と、誘ってみた。

「はい?別に、一人で大丈夫です。」
「うわあ、相変わらずの塩対応…」
「ゴホン、まあ、そんなに言うなら、一緒に食べてあげても構いませんけど?」
「和泉くんって…ツンデレ?」
「はあ?デレてないですけど」

なんだかんだいいつつ、中庭に移動して、一緒にお弁当を食べる。

ふとみると、向こうから知った顔が、近づいてきた。
「環くん!午後からだったの?」
「おー、うん、そう。俺も、一緒に昼食べるわ」
ごそごそと、焼きそばパンを出して、モグモグ食べ始めた。

「…なあ、いつの間に二人って、そんな仲良くなったの?」
「ああ、こないだ日直一緒だったから」
「ふーん、そっか…なあ、いおりん、夢は俺の彼女だから。一応、言っとく」
「知ってますよ」
「あ、卵焼きうまそう、ちょうだい、いおりん」
あーん、大きな口を開けて卵焼きを、貰っている環くん。可愛い。
「ふふ、二人、仲いいね」
「「え、全然」」

私は、環くんに、はっきり彼女と宣言されて、内心めちゃくちゃ嬉しかった。

「夢、放課後、仕事ないし、久しぶりに遊ぼうぜ」
「うん」
「あんまり羽目外さないで下さいね」
「いおりんもくる?」
「行くわけないでしょ、それに打ち合わせがあるんで」
「ふーん、そっか、じゃあまた今度な。」
「今度もなにも、カップルとなんて、遊びませんよ」

その放課後は、帰りに原宿でクレープ食べたりして、楽しいデートだった。
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