第6章 俺様暴君にご用心!?
「え」
下着の紐が、慣れた手つきでほどかれれば。
斗真の指先は、直に割れ目へと触れる。
「や……っ!?」
そのまま、剥き出しにされた突起を2度3度、斗真の指先が往復、すれば。
お腹の奥が疼きだす。
「あたしが、する……って」
「だから、慣らしてんだろ?」
「やめ……っ、やだ……っ」
膝立ちのまま、何度も何度も擦りあげられたせいで、簡単に中へと沈みこむ斗真の指先。
されるがままなす術もなく斗真の首にしがみついて、本能のまま、声を漏らした。
「斗真、とーまぁ……っ」
「耳元でその声、やっばいな」
下はゴツゴツした石がたくさんで、膝も痛いし。
斗真に与えられた刺激が強すぎて足は震えが止まらない。
足の力が一気にガクン、て、抜けた頃。
タイミングを見計らったように斗真の指先があたしから離れて行った。
___瞬間。
「____ッッァあぁっっ!?やぁぁっっ」
一気に、斗真の熱く硬いそれがあたしの中へと沈みこんだ。
「や……っ?なんで…-」
「お前がするんだろ?ほら、動けよ」
「う、動く……?」
「こーやんの」
腰をつかんで、そのまま前後に揺すられれば。
中で擦れるところが動いて。
体がざわざわ、する。
「自分で出来る?」
コクン、て。
小さく頷いて、前後へと、体を揺する。
これ…っ
この体勢も角度も。
めっちゃ恥ずかしいんだけど。
両手後ろへと投げ出して。
じっとあたしを見つめる斗真の視線にさえ、犯されてるみたいで。
羞恥心で、死んじゃいそう。
「ごめん來」
「ぇ」
「やっぱ、無理。ちょっと我慢して」
「……っ!?」
ぎゅぅ、って。
痛いくらいに抱きしめられれば、更に奥へと入り込んだそれが子宮にあたる。
だけど。
「ぇ、ぁ、………っ、ひ、ァあぁっやぁぁっっ」
下から思い切り突き上げられた瞬間、自重も重なってそれは更に奥へと突き刺さった。
「やめ……っ、だめぇ……っ」
突き上げられる度に耳元で聞こえるのは斗真の荒い息遣い。
あたしを抱きしめる腕にも力が入って。
「……やめ…っ、斗真、斗真っ、動いちゃだめぇ!!」