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愛玩彼女

第1章 契約成立!?


自分で触ったことも見たこともないその場所を、彼の熱い舌先が這ったのだ。


すでに濡れていたそこは、すんなりと彼の舌の滑りを良くし、さらには舌は蜜口へまで延びていく。


「………ん、っく……ゃめ……っひぁぁぁっ」


初めて知る感覚に頭も体もついていかない。
ただ唇を噛み締めてその強すぎる快感に耐えるしかないのだ。


「顔隠すな」


両腕で顔を隠した瞬間に。
もう1人の彼、とーま、は、あたしの背後へと回り込み、
自分の右足にあたしの右足を強引に絡めると。

「きゃぁっ!」

そのまま大きく開いたのだ。


それでも表情ひとつ変えずに相変わらず舌を這わせる彼、とーるの頭に手を置いて逃げようとすれば。
後ろからとーまに右足同様右手まで自由を奪われた。

「な、やめ……っ、離して……っ」
「逃げんなよ、言ったろ?慣れろ」
「やだ、いや……っ、も、ほんと、やぁ……っ」

右足を広げられたせいか、より敏感に刺激がダイレクトに伝わる。


「ライちゃん」



プクリと顔を出し始めたそれを舌先で転がしながら。
先ほどあてがわれた入り口に、また、指先が触れた。

「ひ…っ、や」

瞬間、自分でもびっくりするくらいに、喉が鳴って。
声が、震える。


「我慢してね?すぐ悦くなるから」


やだ。
怖い。
痛いの、やだ。


「逃げんな」
「無理……っ。―――――---ッつぅ!?あ、や…っ」


ッつぷ

って、厭らしい音を響かせなから。


蕾を這う舌はそのままに、中に入ってくる何か。
異物感が半端ないそれは、激痛とまではいかなくても痛みを連れてくる。


「ひぁっっ、――――--ッ!!」

「力抜いて、指動かせないよこれじゃ」
「………っり、しらな……っ」


ブンブンとくらくらするくらいに首を振れば。



「……んぅ!?」

震えながらのけぞるあたしの顎を掴んで。
覆い被さるように、とーまの唇が重なった。

「んんん、んぅ――--っ」

目一杯体も顔も反らされた状態での口付けは、苦しくて。
勝手に涙が浮かんでくる。

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