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愛玩彼女

第19章 番外編 映画鑑賞はお静かに





「ふ、ぅぅッッ、ぁ、ぁあん………っ、ぁあっ、ぁ、っぁあああ!!」

「こーらにげんな」



帰りたい。
って。
思った。
早く。
誰もいないところにいきたいって。
触れたいって。
思った。
思った、けど。



「煽ったの、ライちゃんだよね?責任とってね、ちゃんと」
「や━━━━…っ、と、る!!そこ…っ、いき、やぁああああ!!」
「わかったわかった。気持ちいいな、よしよし」


マンションの、ベッドの上。
聞こえるのは、粘液の混じり合う、卑猥な音。
溢れてやまない愛液を啜る、いらやしい水音。
先ほどから止まらない、あたしの嬌声。


「とーま!!とーまぁ………っ、奥、も、ぉやだぁ!!」


横向きになり、後ろからあたしを貫くとーまと。
正面から秘部へと舌を這わすのは、とーる。
とーるのしつこい愛撫から逃げたくて、うつ伏せになろうと身体を捻れば。
後ろから伸びて来たとーまの右手があたしの両手首を一括りに捕まえる。

呼吸の整わないあたしの額を引き寄せて。
後頭部が、とーまの唇に触れた。
そのまま頭にキスをして。
いい子いい子、とでもいうように後ろからあたしを引き寄せたまま、頭を撫でるとーま。
そして。
そのままさらに腰を押しつけてくる。


ビクン ビクン

て跳ねる身体は、先程から何度果てたのかすらすでに曖昧で。
なかも。
外も。
ふたりが同時に与える強い刺激に狂ったように鳴き叫ぶしかできない。


「!!待ってとーま!!やだ足………っ、ひろげなっ、で!!」

よしよし、と頭を撫でていた左手があたしの膝裏へと回されて。
大きく足が、開く。

「っああ━━━━━━……っ」


結果。
さらに深くへととーま自身が入り込み。
閉じられないよう大きく開かされた足の間を、とーるの舌がさらにダイレクトに犯してく。
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