• テキストサイズ

愛玩彼女

第19章 番外編 映画鑑賞はお静かに


だいたい。
なんで寝てるくせに指先、動くの?
なんで下着、触ってんのっ!?


両手でぐいぐい押し返そうとしても全然びくともしないし。



「!?」



ま、待って待って待って。
器用に動きすぎじゃない?
斗真の指先は、下着をずらしはじめて直接、割れ目を触ってくる。


「………っ」


なんで!?


「ちょ……っ、とーま、斗真っ」

隣の斗真を起こそうと小声で呼びかけるけど。
全然起きる気配なんて、なくて。
徹夜、って言ってたし。
まさか映画終わるまでこのまま起きないつもり!?


「……っ、とーまっ」


指、今……っ



「………さすがに鈍すぎでしょライちゃん」




指先がなかへと沈んでいく感覚に目をぎゅぅ、って、閉じれば。
クッ、クッ、って、喉を鳴らしながら透が笑いだした。


「ぇ、え?」


「それわざとか?それとも」


「………っ、斗真、起きて……っ!?」


「たりめーだ、バーカ」



な………っ!?
え?
何?
何が起こったの?



「隣に痴漢いてもお前、そーやって許すのかよ」

「あ……ッッ!?や」


ぐぐぐ、って。
急に奥まで入り込んだ指先。
びくん、て、体がおっきく跳ねた。


「ライちゃん、しー」

「ん……っ」


斗真の指先は、激しさを増してなかをかきまぜていく。
顎を引き寄せられて。
透に唇は奪われた。


「…………んンッッ」


何。
今、何が起こってんの、これ。



「ふ……っ、ぅぅん」



「まだわかんねーの?」
「このために貸し切りにしなかったんだよ」

「!?」


「………つーか、一回イっとけよ。そろそろこれ、お前限界じゃねぇ?」

「………っ」


「おいでライちゃん。もう一回塞いどいてあげる」


「………〰️〰️〰️ッッ」


斗真の指先が、なかと。
コリコリし始めたその突起、両方を刺激し始めて。
ぬるぬると滑る斗真の指先が、気持ち善くて。
すごく、気持ち善くて。
そのまま透にしがみつきながら、たぶんすぐに絶頂を、迎えたんだと、思う。


/ 280ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp