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愛玩彼女

第14章 責任は、誰がとる?



「んん……っ!?」



今、何。



「ちょ…っ、と…っ、ん…っ、とお……」



くっついて、離れて。
だけど否応なしに舌を絡めてくる透のキス。
話をしたいのに、絶対にそれを許してくれない。
荒々しく重なった唇に、いつしか脳まで溶かされていくんだ。




「とお、……っ、る!!」



顔を固定する透の右手を両手で引き剥がせば。



「………った」



強引に床に組みしかれた両手首に痛みが走る。




「好きにしていいんだよね?少し黙ってなよ」
「……透、手、痛い」
「うん、痛くしてる。暴れるならもっと酷くするけど」

「………っ」


「怖くない、んだったよね?」


「……っく、ない」



硬い床に触れる背中も、強引に床に押し付けられた手首も。
ズキズキする。



「………」



また。
透のこの顔。
無表情に、あたしを見下ろす透の瞳さえ、感情を隠すんだ。
まっすぐに感情をぶつけてくる斗真と反対に、いつだって透は本心を見せてくれない。



「……震えてるけど?」


「気の……、せい……っ」




これは、違う。
怖いからとかじゃ、なくて。




「………っ」




ちゅ、ちゅ、って。
首筋に降り続く口づけに気を取られているその隙に。
下着を横にずらしただけで押し付けられた硬いもの。



「酷くされても、ちゃんと感じるんだ?」



軽蔑するように、笑って。
先端が、中へと入っていく。




「…-……っ、ぁ」


「挿入れるね」



「……!!、だめ!!待って!」



今さら、抵抗したところでこの状態で挿入を避けられるわけもなく。
両手で透を押し返したところで、抵抗にすらならない。



わかってる。
今さら。
そう、今さらなんだ。


こんなにも体は懐いてる。
彼を受け入れることに抵抗すら感じずに、すでに収縮を繰り返し始めるんだから。



「嫌がってるように見えないんだよ、ライちゃん。もっと全身で拒否って。ほんとに嫌ならもっと暴れて、泣いて、抵抗しなよ」
「嫌じゃ、ない……っ」
「じゃぁ、動くね?」

「!!待って!だめ……っ」

























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