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愛玩彼女

第13章 アイスキャンディ





「もぉ……っ、ぃやぁっ」




押さえ付けられた左手はそのままに、後ろから腰を強く打ち付けられて、どのくらいたったっけ。
何回、イった?
何回、射精(だ)された?



自分のか斗真のかわからない体液が床にシミを作っていく。


外に声が漏れるのを気にして、我慢してたのはどのくらい前だっけ。



「ひやぁぁああっっ!!」



「もっと鳴けよ。お前の悲鳴、甘くて頭がどろどろになる」


「や、そこ……っ、やめぇ……っ」



入り口付近の浅いところと、奥を交互に打ち付けられれば勝手に口から出てくるのは甘い悲鳴。
すでに感覚さえもなくなっているはずのその場所を、斗真が抉る度にぷしゅ、ぷしゅ、と絶えず溢れ出す愛液。
すでに体に力は入らないし、左手に斗真の左手が重なっていなければ立っていることさえも困難な体。
だけど。
それでも斗真をさらに呑み込もうと貪欲にあたしのナカは収縮を繰り返すのだ。



「……っ、來………ッッ」



「あ!?……っっぁやぁああっっ」




何度目かの射精で、意識をまた失くしかけた頃。



目の前でドアがガチャリと開いて。






一気に意識は羞恥心に支配された。





「………っ、と、ま、だめっ」



ナカでどくどくと白濁を流し続ける斗真に何を言っても聞き入れられるはずもなく。
あたしの祈りなどものともせずに、ドアが引かれて。
反動であたしの体はそのまま滑り落ちた。



「………っと、終わった?」



「………っ、と、る?」



「正解」




ずるりと、滑り落ちた先は透の腕の中で。
さらにずしりと重くのしかかってきたのは。



「……っ、とーま!?ぇ、何……」
「ごめんねライちゃん、重いよね。無理するから、こいつ。」



………!?




透と斗真にサンドイッチ状態のあたしには、何がなんだが状況が理解出来ない。
たぶん斗真、寝てる?
え、っと、気絶?


なんで?
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