第1章 契約成立!?
なんで、こうなった……。
ああ、そうか。
あたしが、そう望んだんだ。
正直普通のバイトだけじゃ限界で。
よくも悪くも、タイミング良く声をかけてきた彼らに。
あたしが自分で。
自分を売ったんだから。
「來」
「っねが、少し休ませ……っ」
「━━━るわけには、いかないかなぁ?」
「ひぁ!?━━━っや……っ、待って……っ」
それからの記憶は。
正直言って曖昧で。
ただもうほんと。
気持ちよくて。
まとわりつく水がふわふわふわふわしてて。
そのまま流されるまま、どっぷりとその快感に溺れ続けた。