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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第9章 絶滅危惧種系彼女。


学校につくと、
教師から止められる。

「お、おい!如月!お前、自宅謹慎中だろ!」

「うっせぇな。ちょっと用があったから来たんだよ。すぐ帰るよ!」
私はその教師の手を振り払い、
教室へと向かう。

私は先週、うちの学校に乗り込んできた
他校の生徒をボコボコにし、
学校側から一週間の自宅謹慎を命じられていた。

そんなこんなで私がクラスでも浮いてる存在で
みんなから避けられていた。

が、そんなの関係ない。

"ガラ"

教室のドアを開けると、
一斉にクラスメートが私の方を見て、
一斉に静まり返る。

「凛!じ、自宅謹慎中じゃ…!」
何やら青い顔をして、杏子が私に駆け寄る。

「あぁ。実は…西高の森田からタイマンの申し出があって…って、お前なんだその格好は。」

杏子はいつもより
薄い化粧をし、髪も傷んだ金髪ではなく、
黒のさらさらストレートになっており、
スカートもロングどころかミニスカートになっていた。

「ご、ごめん。凛…わ、私さ…彼氏出来ちゃった!だからもう喧嘩とか出来ないから!じゃ!」

そう言って杏子はすっきりしたような顔をして、
男の元へ走って行った。

「…嘘だろ…。」

再び教室が騒がしくなる。

私は教室から去ろうと、
後ろを振り向いた。

"ッド"

「ってぇな。ちゃんと前見ろっ!!!!」

私は何かにぶつかり、
思わず威嚇する。

「すまなかったのだよ…あぁぁぁ!!!!!!」

顔をあげると、
緑色の頭をした眼鏡の男が私を指差し叫んだ。

「あ?」
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