• テキストサイズ

私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第10章 しんでれらがーる☆


教室に戻ると、
私はさっと高尾くんの傍を離れた。

きっと私と付き合っていると
他のクラスメートにばれたら

恥ずかしいに決まっているから…。

が、
高尾くんはすぐに私を捕まえた。

「た、高尾くん!?」


クラスが少しザワつく、
高尾くんは私を引っ張り教壇の方へと連れて行く。


「はい!全員ちゅうもーく!!」

クラスの人たちの目線が刺さる。

「高尾くん?」
私が高尾くんをじっと見つめると、
高尾くんはニヤっと笑った。


『今日から凛ちゃんは俺の彼女です!手ぇ出したら覚悟してよねぇー!』

高尾くんのその発言に
クラスがシーンと静まりかえる。


「あれ?盛り上がらない…?んじゃ、証拠見せるから!」

そう言って高尾くんは
私の頬に触れると

唇を重ねた。

「!?」


クラス中が女子の悲鳴につつまれる。

唇が離れると、
高尾くんは満足気に笑った。

「た、高尾くん!?」

私は顔から火が出そうだった。

「つーことで!みんなよろしくねー♪」



私のガラスの靴を拾ってくれた王子様は
きっとめちゃくちゃで…

でも優しくてかっこよくて…


ハイスペックな王子様でした。




/ 116ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp