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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第7章 ワンコ系男子。


「あの…如月さん。」

「…?」

「…何かあったら…連絡してほしいっス。」

そう言って黄瀬くんは私に
メアドと番号の書いてある紙を渡した。

「あ、ちょっと待ってっス。」
そう言って紙になにやら書き加えた。

名前の欄が
"黄瀬涼子(♀)"
と書き直されていた。

「じゃ、また学校でね。」
そう言って黄瀬くんは帰って行った。

心がなぜかズキズキ痛んだ。
理由はわからない。

何故だか涙が止まらなかった。

私は最低な事をしてしまったんだ。
"彼"を傷つけてしまっていた。

見せかけの友情のために
好きでもないのに持てはやし、
いざこちらへ向いたら
逃げ出す。

最低だな。

最後まで冷たくしてくれれば
…こんな気持ちにならなかったのに…。

胸が苦しくて、
後悔しかなくって…



次の日学校へ行くと、
私の机は廊下の外に出されていた。

「てめぇー、昨日黄瀬くんと帰ってたろ!?」
また女子たちに囲まれる。

「…。」

「なんか言えよブス!!!」

殴りかかってくる様子がスローモーションで見える。





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