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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第7章 ワンコ系男子。


芽衣子からは『もったいない』とか『羨ましい』とか
言われまくったけど…

毎日が憂鬱で、
早く席替えをしたくてたまらなかった。

それでも、
毎日黄瀬くんの部活の応援には行ってたし、
雑誌だって全部チェックしてた。

なんだか不思議な気分だった…。

そんなある日の放課後。
私はいつものように芽衣子と黄瀬くんの部活観戦を終えた。

「よし!じゃぁ!帰ろうか!」
芽衣子はスキップしながら下駄箱の方へ向かう。

私はカバンから携帯を取り出そうとした…。
…。

携帯がない…!!
そうか。
机の中だ…。

「…あ、ごめん。私、教室に携帯置いて来ちゃった…先に帰ってて。」

私がそういうと、
芽衣子は『わかったー』と一言言って
先に帰って行った。

私はすぐに教室に向かった。

教室に入ると、すぐさま机の中を漁った。

あった!

私は携帯を手にすると、
カバンの中に押し込んだ。

"ガラッ"

不意に教室のドアが開いた。
私はすぐにそちらを見た。

「あ。」

「あ…。」

入ってきたのは黄瀬くんだった。


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