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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第6章 青春ギター少年。


ステージが終わると、
思わず泣き崩れてしまった。

他のメンバーも同様に泣いていた。

笠松は私の背中を優しく撫でてくれた。

「笠松っ…ありがとうっ…。」

「あぁ。」

これで終わってしまうのは
寂しいような嬉しいような…

やっぱりよく分からなかった。

笠松はずっと、私が泣き止むまで
ずっとずっと傍に居てくれた。

「…そういえば。」

「ん?」

「条件って何だったの?」
私は改めて笠松の方を見た。

「え!?…あ、やっぱり…いいや///」
笠松は真っ赤になってうつむいた。

「よくない!言ってよ!」
私は笠松の顔をむぎゅっと掴んで
こちらを向けさせた。

「…////」
笠松は真っ赤になって目をそらすだけだった。

「言わないと、ちゅーするよ。」
そう言って私が顔を近づけると、
笠松はまた手をバタバタとさせた。

その顔はやっぱり可愛かった。

「い、いや…その…もし…如月が嫌じゃなかったら…つ、付き合ってほしいんだ///」

笠松はものすごく小さな声でそう言った。

「…え?」

「そ、その…前からずっと文化祭の度に見てたんだ。如月の事…。いつも…真っ直ぐで…楽しそうで…ずっと…気になってたんだ…だから西山にギターいじらせてほしいって…頼んだんだ///」

そう言って笠松は真っ赤になりながら困ったような顔をしていた。

その姿があんまりにも可愛くて…

"ちゅっ"

「なんて言ってるか小さくて聞こえないっ!やり直し!」
私は思わずキスしてしまった。

「っ!!!!!!!/////」
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