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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第5章 私の彼は"変わりもの"?


「…あの、だめですか?」

私がそう聞くと、
彼は大きく首を振った。

「とととと、とんでもない!ぜ、ぜひ!」

「では、お暇な日はありますか?」

相変わらずシーンと静まり返る体育館と
周囲の視線が私に刺さる。

「えっと…明日なら、暇じゃ。」

「では、明日、13時に動物園前でいかがでしょうか?」

「う、うむ。わかった。」

「楽しみにしています!」
そう言って私はスキップしながら出口へ向かった。

「あ!」

私は重要な事を思い出し、振り返った。

「学年とお名前教えていただきますか?」

私がそう尋ねると彼は驚いた顔をした。

「3年の岡村建一じゃ。君は?」

岡村建一さん…
3年生だったんだ…。

「1年の如月凛です。」

私は名と学年を名乗ると、
再びスキップをしながら帰路についた。

家に帰り、
明日の事を考えながらワクワクした。

洋服を引っ張り出し、明日のコーディネートを考えたり…。

なんだかワクワクしてきちんと寝れなかった。


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