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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第5章 私の彼は"変わりもの"?


そうして、次の日の昼休み、

私はドキドキしながら
『ムラサキバラアツシ』のいる教室へと向かった。

教室につき、私は中を見渡した。

…?

あれ?

彼(ゴリラ)が居ない。

これはしまった。
離席中であったか…。

私は諦めて彼女達の方へ戻った。

「へ!?ど、どうしたの!?」
彼女達は目を丸くしてこちらを見た。

「いない…。どうやら離席しているようだ。」
私がそう言うと、彼女達はすぐに教室の方へ走っていった。

「如月さん!紫原くん居るよ!」
彼女達は不思議そうな顔をして私を呼んだ。

私は呼ばれるままにまた教室を覗き込んだ。

「・・・どこに?」

やはり、見つける事が出来なかった。

「もう!如月さんったら照れちゃって!しょうがないから呼んであげるね!おーい!紫原くーん!如月さんが紫原くんにお菓子あげるってぇ!」

彼女達は紫原を呼び出した。

「っは!ま、待ってまだ心の準備が!///」
私は思わず後ろを向いた。

背後に気配を感じる。
「え~なにぃ~?お菓子ぃ~?」

背後から声がする。

私はドキドキしながら振り向いた…
そこには…

「は?誰だこいつは。」

私は思わず固まった。

そこには紫色の長い髪をしたやるせない顔をした男が立っていた。



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