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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第4章 コウカンニッキ。


"ガラ"

教室に入ると、生徒たちは別に不良でもなかった。

という事は…
GT○タイプのクラスかぁ!

私は教壇に立つと、全員の顔を見渡した。

「は、はじめまして。今日から皆さんの担任になることになりました。如月凛です!宜しくお願いします。」

私がそう挨拶をすると拍手が起こった。

…あれ?

思ったより普通!?

「えっと…じゃぁ、名前順に自己紹介お願いしてもいいですか?」

私がそう言うと
全員素直に自己紹介をしてくれた。

うーん…。
このクラスが問題クラスだなんて…
とても思えないけど…。

そして、ついに"花宮真"の番になった。

「はじめまして。花宮真です。バスケ部に所属しています。よろしくお願いします。如月先生。」
そう言って花宮くんは爽やかに笑った。

「あ、よ、よろしくお願いします。」

…普通だ。

それが逆に怖かった。
いつ何が来るかわからなかったため、
私は常に構えていた。

が、そんな身構えもむなしく、
今日は何もなく無事一日が終了した。

職員室に戻ると先生達が駆け寄ってきた。

「大丈夫だった!?」

「は、はい。みんな良い子達でした。」

私がそう言うと先生達の表情は曇った。

「・・・?」

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