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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第4章 コウカンニッキ。


「実はそのクラス…去年ひどい担任いじめがあってね…担任が何回も変わってるのよ。」

先生達は暗い表情でそう言った。

「え!?…あ、でも2年に上がったらクラス替えがあるはずじゃ…」

私は焦りながらそう聞くと、
先生達は首を横に振った。

「それが…分散させると、他のクラスもそうなり兼ねないからってD組だけはクラス替えしなかったのよ…。」

「えぇ!?…じゃぁ、私は…。」

頭が一気に真っ白になった。
楽しい高校教師ライフを想像していたのに…。

"キーンコーンカーンコーン"

予鈴が鳴った。

「と、とりあえず、そのクラスの"花宮真"って生徒には気をつけてよ!」

そう言って先生達はそれぞれのクラスへ向かった。

私たちも重い足を引きずりながら
教室へと向かった。

想像はモンモンと膨らんだ。

超ヤンキーばかり集まるクラス!とか
某有名漫画のように見た目は良い子だけど
いろいろやらかされる…とか…。

"花宮真"ってどんな子なんだろう。

私はD組の前に到着した。

深呼吸をして、頭を落ち着かせた。

そしてドアを開け、教室へと入った。


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