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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第4章 コウカンニッキ。


この春、
私はついに長年の夢を叶えて高校教師になれた。

私はワクワクしていた。
ドキドキしていた。

どんな困難にも勝てるような気分になっていた。
完全にうかれきっていた。

が、

そんなうかれ気分も一気に壊される事態が発生した。

職員会議にて、
クラスの担当が発表される。

「えー。新任の如月先生には…2年D組を担当してもらう。」

その発表に周囲の先生がざわつく。

「…?」

「オホン!静粛にっ!というわけで宜しく頼むよ!如月先生!」

教頭先生はそう言ってクラス名簿を私へ渡した。

「はい!がんばります!」

私は笑顔でその名簿を受け取り、
名簿に目を通した。

…みんなどんな子達なのかなぁ…。

そうして職員会議が終わると、
すぐにいろんな先生が駆け寄ってきた。

「ちょっと、教頭と校長は何考えてるのかしらね!?」
「本当よ!信じられないっ!」
「如月先生…がんばって。」

その先生達の形相に私はポカーンとするしかなかった。

「あの、このクラス何かあるんですか?」

私がそう聞くと先生達はバツの悪そうな顔をした。

「…?」

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