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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第3章 ヲタク男子。


バスケの試合会場に着いた時には既に15時半をまわっていた。

試合はすでに第3Qがはじまっていた。

秀徳は負けていた。
宮地くんも苦しい顔をしていた。

だから、私は人目も気にせずに叫んだ。


『宮地くん!応援来たよ!頑張ってぇー!!!!』


私の声が体育館中に響き渡る。

「へ!?あれって…りんりん!?」

会場がザワついた。

「今の私はりんりんじゃない!あなたのクラスメートの如月凛!!約束どおり応援しに来たよ!絶対!絶対勝ってね!」

私がそう叫ぶと、
宮地くんはニコっと笑ってガッツポーズをして見せてくれた。

そうして、しばらく試合を見たら、
すぐにライブ会場へと戻った。

そして、ライブをこなした。

次の日学校に行くと、
私はみんなからたくさん話しかけられた。

今までの態度とは違い、
みんなとても優しく話しかけてくれた。

でも、そのせいで宮地くんと全然喋れなかった。

それがなんだかもどかしかった。

放課後、
私は宮地くんに呼び出され、
体育館裏へと向かった。


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