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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第3章 ヲタク男子。


そうして、運命の12月2日。
私は楽屋で悩んでいた。

「う~ん…どうしよう…。」
私は頭を振り回していた。

「お、凛ちゃん。どうしたのぉー?」
同じグループのメンバーが話しかけてきた。

「じ、実は…」
私は事情を話した。

いつのまにか話しを聞いているメンバーは
1人から全員に増えていた。

「なるほどねぇー!あの、堅物の凛ちゃんが恋をするとわねぇー!」
皆はワイワイと騒ぎ始めた。

「え!?こ、恋じゃないですよ!」
私は必死で否定をした。

「いやいや、それは恋だよ!…その試合は何時からなの?」
私はメンバーに肩を叩かれた。

「えっと…15時からだそうです。」
私は昨日宮地くんから来たメールを見た。

「15時ってもうすぐじゃん!…あ!私良い事思いついちゃった!」

「っへ!?なんですか!?」

「少しの間、私が凛ちゃんの出番までトークとかで引き伸ばすよ!」
そう言ってメンバーは私の背中を押した。

「え!?む、無理ですよ!ダメです!」

「バカッ!確かによくない事だけど、今日行かなかったら、きっとずっと後悔するよ!行っておいで!ただ、16時までには必ず戻って来いよ!」

私は強く背中を押された。

「…ありがとう!」

私は衣装だけ私服に着替えて走り始めた。


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