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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第3章 ヲタク男子。


「なんか、お前と練習したら全然大丈夫な気ぃしてきた!サンキュー!如月!」
そう言って宮地くんはニコっと笑った。

「は、はい。」

「あ、そうだ!如月!今度俺の引退試合があるんだ。応援来てくれよ。」

「っへ!?応援ですか?」

「おう。もう本当に最後だからさぁ、出来るだけいろんな奴に見てもらいたいんだよ。」

そう言ってなんだか宮地くんは寂しそうな顔をしていた。

「わ、わかりました!い、いつですか?」
私がそう聞くと宮地くんは嬉しそうに笑った。

「12月2日だ!」

「12月2日ですね!わかりました…っは!」

そうだ、その日は…
大型ライブの日だ…。
どうしよう…行けない…

「ん?どうした?」

「っは!そ。その…その日が用事があって…」
私はモゴモゴとそう言った。

「は?何て言ってるか聞こえねぇ。もう一回言え。」
宮地くんは眉間にシワを寄せてそう言った。

「ひ、ひぃ!い、行きます!行きます!」
私は思わずそう言ってしまった。

「おう!楽しみにしてるなっ!」
そう言って宮地くんは帰って行った。

…ど、どうしよう…。
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