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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第9章 絶滅危惧種系彼女。





次の日。
自宅謹慎も今日まで。

私は学校を休もうと布団の中に潜り込んでいると
インターホンが鳴った。

「…はーい。」

私はノソノソと布団から出ると、
ドアを開けた。

「迎えに来たのだよ。さっさと準備するのだよ。」
緑間が居た。

私はドアを閉めようとするが、
緑間によって防がれた。

「ほら、さっさとするのだよ!時間がないのだよ!」

「いかねぇよ!恥ずかしい!」

「五月蝿いのだよ!さっさとするのだよ!ほら、手伝うから。」
そうして緑間は遠慮なしに入ってきた。

「うぉぉぉ!来るなぁ!」

私の雄叫びも虚しく、
結局、私は緑間によって昨日の姿にされてしまった。

そのまま引きずられながら、
学校へ向かうと、みんなポカーンとした顔でこちらを見ていた。

「如月さん?」
「うそー!めっちゃかわいい!」
女子が群がってくる。

それから、私はクラスのいろんな奴と喋った。
前までみんな、私を避けてたのに…。

その日一日。
少しだけ楽しかった。



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