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私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第9章 絶滅危惧種系彼女。




帰りに緑間に話しかけた。

「おい。緑間。」

「ん?なんなのだよ。」

「…その…なんで、ここまでしてくれたんだよ。」
私は照れからか足元しか見れなかった。

「素直にありがとうと言え。…まぁ。何故と言われたら…わからんが…。」
そう言って緑間もうつむいた。

「何故なら凛ちゃんのこと好きなのだよー♪」
後ろから高尾がニヤニヤとしながらそう言った。

「…っな!!!!高尾!!!!!」
緑間は顔を真っ赤にして高尾を睨みつけた。

「うひゃー!真ちゃん怒ったぁー!」
高尾は逃げて行った。

「…はぁ。その…なんだ。お前、その方が可愛いのだよ。」
緑間はボソボソとそう言った。


「…ありがとう!」

私は自分なりに一番可愛いと思う笑顔でお礼を言ってみた。


「…っ!!!!!////」

緑間は顔を真っ赤にして固まった。


なるほど。
女って楽しいかも。


そうして、
私は絶滅危惧種から卒業し、
恋する乙女へと

変わったのだった。


=FIN=



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