• テキストサイズ

私の彼は"変わりもの?"☆黒子のバスケ

第9章 絶滅危惧種系彼女。


次に緑間はものめずらしそうに私の髪を触った。

「バサバサなのだよ。どうしたらここまで傷むんだ?」

「これは、ブリーチで色抜きまくったから…かな。」

私は男に髪を触られるのが初めてで、
思わず目を逸らしてしまう。

緑間の手はでかくてごつごつしていた。

「…髪は女の命なのだよ。それにお前は多分黒の方が似合う。」

そう言って緑間は次は私のスカートの裾を眺めた。

「…っな!どこ見てんだよ!変態っ!」

「このロングスカートは特注か?」
緑間は不思議そうに眺めていた。

「お、おう。先輩からもらった。」

「そうか。」
緑間は納得したように私をじっと眺めた。

「今日はラッキーアイテムだからそのままでいい。でも、明日からその格好はやめた方がいいのだよ。普通にしてたほうが可愛いのだよ。」
緑間はそういうと、おしるこを飲み干した。

「…っな!うるせーよ!////」
私は緑間からおしるこの缶を奪い取ると、
川原に向かって投げた。

「あ!!!何をしてるのだよ!ポイ捨てはダメなのだよ!」
そう言って緑間は川原の方へ走って行った。

「ずっと探してろ!ばーか!」
私はそう言って走って逃げ出した。

「あ!ラッキーアイテーム!!!!!」
後ろから緑間の叫び声が聞こえる。




/ 116ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp