【名探偵コナン】トリプルフェイスの幼馴染は最強?【BL】
第19章 臨時です
何度も繰り返し頭を撫でたりしていれば漸く落ち着いたようで腕の中で軽く身動ぎするのを感じて抱きしめていた腕を解き、顔を見ると少し赤くなっている目とどこか恥ずかしそうな表情にもう大丈夫だなと頬を緩め。
「……す、すみません…もう大丈夫です…」
『ん、それなら良かった。…仕事、行けそうか?』
「もちろん行きま「あの…失礼しますね!」…梓さん、長いことすみません!今から行きますので」
「あ、いえ…それは大丈夫なんですけど……蒼井さんってこの後何かご予定あったりします?」
手当し終えたので救急箱を元の場所へと戻しながら問いかけると椅子から立ち上がる零の姿に少しまだ心配が残るもこれ以上は本人次第になるので口を出すことはせず、そんな中ドアのノック音が聞こえ開かれる扉の隙間から覗き込む梓ちゃんの顔に思わず笑ってしまうも続いた問いに何かあるのかと首を傾げる。
『??いや、昼飯食ったら家に帰るだけだが…』
「!!それじゃあ………今日一日ポアロでアルバイトしませんか!!?」
『…………………はい?』