• テキストサイズ

ずっと、あなたと *黒子のバスケ短編集*

第10章 お願い*緑間*


翌日。


「おはよー真ちゃん!朝練おつかれさま!」


緑間「か...おはよう。」

「今日のラッキーアイテムは?」

緑間「マスカラなのだよ」


マスカラ?これはまたいい物を!


「真ちゃんマスカラしよう!折角だから!」


緑間「ばっ...なにを言っている!これは女性が使うものだろう!俺はそんなもの使わん!」


「似合うと思うよ?まつげ長いし」


そう言って真ちゃんの眼鏡を奪う。

まじまじと見ると、やっぱり長い。


緑間「おい!なにをしている!眼鏡を返すのだよ!!」


「嫌だ☆」


真ちゃんが取れないように胸元にあるポケットに眼鏡をかける。

触れないからね、こんなとこ。


緑間「くっ...卑怯だぞ!」


あーおもしろいな真ちゃん。

おっとそうだ。誕生日のこと聞かないと。


「ねぇ真ちゃん、明日誕生日でしょ?いつも私ばっかり我儘言ってるから、なにかお願い事聞いてあげる!だから考えておいてね!」


緑間「お願い事...?じゃあ今すぐその眼鏡を返せ!」


「お願い事聞けるのは明日!だから返しませんー」


その後真ちゃんがマジギレしたのは言うまでもない。
/ 142ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp