第8章 Forever*氷室*
空港に着いて、携帯を確認する。
すると一件の電話。からだ。
プルルルルル.....
かけ直そうと思っていると、またからの着信。
氷室「もしもし?」
『辰也!?わ!繋がった!』
氷室「どうしたの?」
『今日帰ってくる日でしょ?
迎えに来た!今どこにいるの?』
....これはまずい。
こんな人混みの中、絶対をうろつかせてはいけないな。
氷室「は?今どこ?」
『えっと....近くにカフェみたいなのがあるとこ』
氷室「わかった。オレがそっちにいくからカフェの入口で待ってて。」
わかった、と返事を聞いたあとすぐに
オレは走った。
君にやっと会えるんだ。
氷室「!」
「!!辰也ぁ!!」
笑顔で走ってくる。
オレも自然に頬がゆるむ。
近くまで来ると飛びついてきた。
「会いたかったあ....」
氷室「オレもだよ。に会いたかった」
人目も気にせずに君を抱きしめた。
そんなの気にしていられない。
今は、君を感じていたい。