第27章 Rainy Day*青峰*
『....!...!!!』
「ん...?」
寝てたのか...ってか私の眠りを覚ましたのは誰だ。
青峰「なんで寝てんだよ」
「あり?大輝だ...そっちこそ部活は?」
青峰「警報出たから帰れって言われたんだよ。雨すげーぞ」
「げっ!止むどころか激しくなってんじゃん...」
外を見たら大豪雨。
窓が濡れて外がゆがんで見える。
ん?まてよ?
「なんで私がここにいるって知ってるの?」
青峰「良だよ、あいつ借りた本返すの忘れてて図書館きたらお前がいたから教えてくれた」
「あぁ...桜井くんかぁ...ふぁ..」
大きなあくびをすると、いきなり大輝がほっぺをつねってきた。
「ふぁ?!なにふんの?!」
青峰「いつまで寝ぼけてんだ。おら、帰んぞ」
「わかっはから!ほっへはなひてー!」
ははっと軽く笑ったあとつねっていた頬を離した。
くそぅ、かっこいい。