第27章 Rainy Day*青峰*
ザァァーーーー....
「雨...なんで...」
さっきまでの晴れた空が嘘みたいだ。
トイレ行ってる間になにが?
「傘なんか持ってないしな...しばらく雨宿りしてよう」
今日の課題やってたら止むかもしれないしね。
そう思って図書館に足を運ぶ。
中に入ると、ちらほらと利用者が見えるけど席はがら空き。
適当に座ってノートと教科書を広げて勉強開始。
... 。
雨の音が心地よく響いてくる。
(うわ、眠くなってきた)
そう思うとどんどん睡魔が襲ってきて。
抵抗することもなく、私は眠りに落ちていった。