• テキストサイズ

ずっと、あなたと *黒子のバスケ短編集*

第26章 こんな時くらい*伊月*(カノンさんリク)




ー放課後ー



突発的すぎるとは思うけど、本日2回目のダジャレ勝負。



勝っても負けても待ってるのは告白。



やばい吐きそう。考えてたネタが吹っ飛びそう。



伊月「あ、いた」



き、キタ!!



伊月「二回も勝負ふっかけてくるなんて珍しいな」


「ま、まぁね...」


伊月「そんなにいいネタがあるのか?」



うわぁ、目が輝いてる...。



「いいネタかどうかはわかんないけど、伊月はびっくりすると思う」



伊月「それは楽しみだ!」


「じゃあ、私から。キスのキスマーク!」



伊月「魚で来たか...バッタのバタフライ!」


「ねずみのイネズミ(いれずみ)」


伊月「イカはいかが?」


「.....はい、終わり」



伊月「あれ?!やけに早く終わるんだな」


「う、うるさい!!」



まともに顔が見れない。


伊月が不思議そうに私を眺めてる。


伊月「?まぁとりあえず俺の13勝7敗ってことで。じゃ!」



「ちょ、ちょっと待って!」



伊月「ん?なに?」



「いや...えっと...あのさ!」


言わなきゃ。早く。



伊月「急にしおらしくなった...」


「黙って聞いて!」


伊月「はい」


大きく息を吐く。よし。
/ 142ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp