第8章 旅行 黒尾鉄朗
お互いの口が離れたのは何分経ってからだろう、
唇に熱を持っていてこんなにキスしたの初めてかな。
なんて1人で考える
黒尾「脱がすぞ」
クロがそう言うと帯を緩める
締めるものがなくなった浴衣は肩からスルッと落ちる
「あ、涼し…っ」
体が火照っていて部屋の空気が涼しく感じる
首にクロが顔を埋めて舐めたり甘噛みしたり…
「んぅ、たい。」
黒尾「?なんて?」
「いたい…」
黒尾「あぁ、まぁ噛んでるし…痕つけてるし」
「ん、私もやる。」
クロの帯を緩めて肩に手を通し浴衣を脱がせる
「、、」
クロの上半身を見てたらクロは何もしてこない私に気がついてかクロも噛むのをやめて私の方を見る
黒尾「ん?どした?」
「…こんなに割れてたっけ?」
クロの腹筋は気のせいか前よりも深く溝ができているように思う。
それにエロ線だって前よりも濃い。
黒尾「あー、最近部活筋トレも重視してやってるから」
「…あそ。」
黒尾「はっ、ドキッときたってか?腹筋好きだもんな」
「な、なわけないでしょ…けど、好き」
黒尾「そりゃよかった。」
クロの腹筋を撫でながら首にあとを付ける
首筋が口の中で分かる
舐める時に舌に段差を感じるから
でも、それが好き。
「んっ、ちゅっ、」
黒尾「っ、た」
「ん、痛かった?」
クロの首を見てみると自分の唾液と歯型が付いていた
黒尾「ま、いい」
お互いが首にあとを付けて手は下にどんどん下がる
「むっ、」
先にクロの手が私の秘部へと届いた
ゴツゴツして長い指が割れ目をなぞる
「んっあ、」
首元に顔を埋めて、口をクロの首元に押さえつけて声を我慢する
黒尾「っ、なに?くすぐったいんですけど」
「んんっ、手、手ぇ」
黒尾「手が何、」
「くちゅって、中までほしっ、」
黒尾「はっ、本当…スイッチ入るとエロくなんのなに?」
「やっ、気持ちっもん…あぁ」
お願いをすればクロの指が入ってきて、ビクッと体が反応する
外は鈴虫や蝉の声
エアコンを付けていても分かる。