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どうやら大好きなようで【短編集】

第8章 旅行 黒尾鉄朗






何時間かして温泉を出て部屋に戻る




部屋にはクロがもう既にいて「おかーり」と言う、




寝癖のついてないクロの前髪は下がっていて、ふわふわしてる



前髪をピンで上げて上げると…




「クロってさ、普段性格はあれだけどやっぱイケメンだね」



思ってることを素直に言うと




黒尾「まぁ、黒尾さん人気高いから」



なんて話をする



話をしていると夜ご飯が運ばれてきて、とても凄かった



舟盛りを中央に置いて色々な食べ物が運ばれる




写真を数枚撮って母に送り自慢する




母『黒尾くんにお礼言いなさいよ!一週間前くらいから娘さんと温泉旅行行っていいですか?って許可取りに来たくらいなんだから!』



その返事を見て納得した



あぁ、急に泊まりで温泉行くって言って怒られなかったりしたのはこの人のおかげか。



「あ、お金払うよ」



行きたいと言ったのは私だ。
半分払おうと財布を出そうとするが財布が入ってない




黒尾「あ、財布なら来る時置いてきたぞ、お前の」



「え!なんで!?」



黒尾「別に俺がに旅行中払わせたくなかったから。」




「でもお金すごいんじゃ」



黒尾「彼氏にいいとこ見せてあげて??ほんと、優しい彼氏だから」




「そーだねー!…でも、ありがとね」




黒尾「喜んだならいいよ」



そう言って頭を撫でられる



黒尾「さっ、食うかー!」



って黒尾の一言でご飯を食べ始める




「あー!私まだそのお刺身食べてないのに最後取った!!」




黒尾「早いもん勝ち…って!それ大トロじゃね??俺食ってなくね??え、、サーモンとレベル違うだろ!?!」




「…早いもん勝ちだ!」



なんて騒ぎながら楽しいご飯だった

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