第7章 ヴィランがヒーロー 荼毘
「そうですね、私、初めて助けたいって思える人見つけました」
荼毘「…」
「荼毘さん…あなたです」
荼毘「俺の何を助けるってんだ…てめぇの力で何が助けれる」
「まだ、まだ助けられないから…私がちゃんとヒーローになったら…その時、あなたを見つけて助けます」
荼毘「なんで俺がヒーロー嫌いかを知らないのにか」
「そんなの荼毘さんを知っていきます」
荼毘「どーだか、人間忘れる生きもんだ、」
「忘れませんよ…大丈夫、忘れない」
荼毘「はっ、そーかよ。じゃ、忘れないようにさせてやるよ」
そういうと着ていた制服をまたぬがし始める
荼毘「…嫌がれよ」
「いつ死ぬかもわからないんですよ?私初めてだし…何事も経験かと。」
荼毘「じゃ、さっきのはてめぇの初めてを邪魔したってことか…悪かったな」
「いえ、あれは嫌でした。荼毘さんはいい人そうなので」
荼毘「この顔見て言えんのかよ」
「人は、見かけじゃないので」
それからお互い何かを話すわけでもなく、何かを知り合う訳でもなく
ただただ繋がった
唇がくっついては離れの繰り返し
「…んっ、」
荼毘「っ…」
自分から知らない声が出る
それが何故か無性に恥ずかしくて唇を噛んで我慢する
荼毘「そろそろだな」
そう言うとスカートを脱がして自身を当ててくる
なんの合図もなく入ってくるそれはものすごく痛くて
「いった!」
荼毘「あ?うるさ」
「いや、いったい!いたい!」
痛いって言ってるのに辞めない荼毘さん
荼毘「うるさいって」
そう言って唇を塞いでくる
それが妙に気持ちよくて自然と力が抜けたのかそのあとはあまり痛みを感じなかった
「う、うぅ、あぅ、んっ」
何回も何回も突き上げては込み上げて
荼毘「っ」
「あ、あっ、な、なに!?…あぁ!?!」
目の前が真っ白になる感覚に目がチカチカして足がつったみたいにピンとはる
荼毘「これで満足かよ、思春期娘」
「…です…から。」
荼毘「そうかよ」