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どうやら大好きなようで【短編集】

第27章 ツンツンデレデレ 佐久早聖臣


佐久早


佐久早『着いた』


メッセージを送れば廊下の電気が着いてガチャっと鍵を開ける音がする


「おつかれー」


風呂にもう入ったのか髪がまだ少し濡れていて雫が髪から落ちる


佐久早「風呂から出たらさっさと乾かせって言ってるだろ、風邪引く」


「臣は私のお父さんですか」


そう言いながら中に入って行く


靴を脱いでの部屋に行く



「ご飯、食べる?」


佐久早「あんの?」


「べ、別に今日お母さんたち居ないの忘れてて作りすぎちゃったから聞いただけ、要らないなら明日の朝に食べるからいいし、、」


佐久早「食べる」


「じゃあ、先にお風呂はいってきて…お湯ためてあるし、入ってる間にあっためておくから」


佐久早「あぁ、ありがと」


「う、うん…」


頭撫でると気持ちよさそうに目を細めて笑う


二人でいる時しかこんな顔しねぇからな。
満足感に溢れながら風呂に行けば疲れた体が一気に温まって気持ちいい
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