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どうやら大好きなようで【短編集】

第26章 知らない君 宮侑





目が覚めると抱きしめられていた
昨日のことを思い出すと顔から火が出るんじゃ?と思うほどに恥ずかしい



起きようと思って彼の胸を押すがビクともしない


「起きて…」


枯れた声で少し喉が乾燥してるのがわかってみずがほしくなる


侑「んんっ、なん?」


「喉乾いた」


侑「んー、んっ」


「んっ、ちゅ、あっ、はぁっ、」


いきなり口を塞がれて舌を入れられて、、


彼の唾液が私の口に入る


侑「ちゃんと飲まなかんで」


そう言って頭を撫でられゴクッと飲むと


侑「どや?潤ったやろ」


そう言ってまた二度寝をする。


「…恥ずかしい。」


手で顔を覆いながら悶える
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