第3章 すきの瞬間 二口堅治
二口堅治
頭を撫でられる感覚で目を覚ます。
「ふふ、寝てると可愛いのに…」
が独り言を言ってるのが聞こえる、
後で馬鹿にしてやろうと思って、目を開けずに耳を傾ける
「堅治が優しいの知ってる、迷子になって泣いてる子、肩車して親探してあげたり、おばあちゃんの荷物もって上げてたり、あとは、いつも私と帰る時車道側歩いてくれたり…なんだかんだ荷物もってくれたり」
「ふふ、意地悪で優しい堅治が大好きだよ」
そう言われておでこに感じるふにゃってした感覚。
「ふぁ、、おやすみ。」
そう言って俺に抱きついて寝始める
堅治「くっそ、はずい。」
掌で顔を覆って恥ずかしさに耐える、
顔に熱が集まってるのが分かって、恥ずかしい。
隣で寝るを見て
堅治「、、馬鹿だし、アホだし、生意気だけど…好きなんだよなー。」
独り言
顔みたら自然と言葉が出ていて、はっ!として、口を閉じる
堅治「はぁ、寝よ寝よ」
こん時眠りについた俺は、顔を真っ赤にして涙を浮かべてるがいたことを知らない。